ベンチプレスに限らず、強い筋肉を作るために大きな二つのポイントがあります。
そこを意識すれば、自分のトレーニングはどうなのかという部分がわかると思います。
筋肉をぶっ壊して、その壊れた筋肉を修復させることで筋肉はより強く、太くなります。
骨折した骨が太くなる、なんて話も聞いたことがあるかと思いますが、筋肉のパワーアップはそれと同じです。
なんだかんだで結局はスーパーサイヤ人の理屈と同じです。
大きなダメージを受けると逆にそれを修復させようとする力が働き筋肉がよりパワーアップするのです。
じゃあどうすればいいのでしょう。
極端な話、
筋トレが終わったのに余力がある=筋肉がぶっ壊れてない
ということになすますので、基本的な部分を言えば負荷や回数が足りていないと筋肉をそこまで破壊できません。
そうなると、もちろん筋トレ効果はありますが大きな効果、短期間で超パワーアップを目指しているあなたにとっては効率的ではありません。
短期間で超パワーアップを目指すには、一度のトレーニングで確実に筋肉を破壊にもっていくことが最重要なのです。
ただ、こういうパターンもあります。
余力がなくなるぐらい追い込んでるのに、パワーアップさせたいと思うポイントはそこまで疲れてない、筋肉痛にならない。
こういう場合はどうすればいいんでしょう。
答えは、トレーニングのフォームが間違っています。
便利プレスでよくあるのは、肩が痛い、肩の筋肉がつく、上腕三頭筋(腕の裏)がきつい、上腕三頭筋の筋肉がつく。
このパターンです。
これは単純にフォームの問題です。
肩甲骨を閉じてない(オードリー春日の「トゥース」のときのように胸を張ってベンチプレスをしてない)、胸に負荷をかけ続けられていない(バーを上げきっている&バーを下げきっている)、脇が開きすぎている、脇が閉じすぎている、などの理由により、上腕三頭筋や三角巾などに負荷をかけてしまい、肝心な胸を鍛える前に腕や肩が先につかれてしまうのです。
ベンチプレスで大胸筋を鍛えたいのに先に上腕三頭筋が疲れてしまう理由と解決策とは
これも大きなポイントです。
ベンチプレスでは、バーを一番上にあげきる、バーを胸までおろしきる、この二つの動作で負荷が逃げてしまいます。
もちろん筋トレ効果はあります。
ですが、このサイトの目的はいかに短期間でベンチプレスを100キロ挙げれるようになるか、がポイントなのです。
なので、短時間でしっかりと筋肉を追い込むトレーニングが必要なのです。
せっかくジムに行ったり学校だったり自宅でトレーニングをするわけですから、短時間、短期間で早く効果がでるようなトレーニングをしたいわけです。
だったら、格好つけるよりもパワーアップを目指しましょう。
そして、パワーアップしてからかっこつけましょう(笑)
ベンチプレスでの大胸筋への負荷に関しては、バーを一番上まで上げきらずに、一番上の90%から95%でおろし、胸につけずに胸につく直前からあげましょう。
これをガツガツやれば、負荷を抜けずに絶えずかけ続けることができます。